TLAでは、加盟メンバー同士の情報交換やビジネスマッチング等の促進を目的として、年に3回程度TLA会合を実施しています。
今年度初となる第5回TLA会合を、2021年10月19日(火)にオンラインで開催しました。
TLA加盟メンバーのうち16社が参加し、以下3議題の情報交換を行いました。
各議題で上がった話を簡単にご紹介します。
〈この1年で新たに始めた取り込み〉
〈オンライン商談会での成功・失敗事例共有〉
〈富裕層マーケットについて海外の動きの情報交換〉
■議題1. この1年で新たに始めた取り組み
・リアル開催が叶わないため、少人数でリアル開催を行いつつ、その様子をオンライン配信し、チャット等を通して質問に答えるハイブリッド式を実施
・お茶会とウェルネスを組み合わせたお茶会をオンラインにて配信
・セールスツールを紙系やUSB配布から、オンライン対応可能なもの(PDFやデジタルパンフレット)へ変更
・新規顧客(国内顧客)の開拓と、インバウンド用プランを国内向けにリバイス
・旅行者向けのバトラーサービス
・安心安全をポイントとして、食と住のサービス提供方法の見直し
■議題2. オンライン商談会での成功・失敗事例共有
≪成功事例≫
・事前準備をした動画を放映する際、長尺より1分程度のもののほうが反応が良かった
・ホテルの紹介動画を作成し、各オンライン商談会で共通使用することができた
・客室やジェットバス・サウナのLIVE配信は反応が良かった
・録画動画は、天候や季節に左右されないため、LIVE配信よりも使い勝手がよかった
・360度ビューを導入した配信は、臨場感があり好評だった
・念入りに予行練習を行ったことで、ZOOMリンクパスコードが自動付与されてしまうことなどを発見し、本番は問題なく実施
≪失敗事例≫
・カメラアングルを事前に確認しておらず、商談中に相手が見にくそうな反応があった
・大人数の場合、チャットでの質問が多く時間内に回答しきれなかったため、次回からは、事前に質問をメールで募っておくことで対処を目指す
■議題3. 富裕層マーケットについて海外の動きの情報交換
・海外の食品会社やレストランオーナーへの研修を通して、コロナ回復後の旅行プランでは、ウェルネスに焦点を当てた体験・食コンテンツが人気傾向である
・テレワークが定着したことで、「世界中を旅しながら生活し働くこと」に魅力を感じている
・混雑を避けるため、第2の都市への関心が高くなっている
・サステナビリティのもと、健康志向、自然環境へ配慮といった理由でプラントベースがトレンドになっており、アメリカレストラン業界をリードする「イレブンマディソンパーク」も完全プラントベースにリニューアルを行い、2号店をオープン
・インバウンド再開に向けて、トラベルデザイナー・コンシェルジュガイド幹部から日本に対するボトルネックの意見を集約し、そこから上質なお客様を迎えるガイドの育成事業を観光庁において立ち上げ、運営
・レジャー中心の予約が徐々に積みあがっているが、アジア圏よりも欧米圏が多い
次回の会合は1月を予定しています。